ちょっとだけ気を使いながら、お菓子をカラフルにする方法を探してみたよ~。
「お菓子を楽しくいっぱい食べましょう」というサイトで、あんまり食欲がなくなるような話はしたくないんですが、せっかく調べたので記事にすることにしました。
まず、あらゆる食材には発がん性物質等の危険性が含まれていて、食べすぎると何らかの危険性があります。
りんごやキャベツにも含まれています。
でも、「じゃあ今日からりんごとキャベツは絶対に食べません!」って人は、そんなにいませんよね。過剰に摂取しなければ問題ないし、気にしていたらキリがないからです。
私は外食の時はあえて添加物を気にせず、31アイスクリームでは一番カラフルなものを食べます。
ただ、せっかく家で、自分で作るなら、その時だけは材料にもちょっと気を使いたいな~と思っています。
様々な着色料と危険性
合成着色料
着色料には大きく分けて「合成着色料」と「天然着色料」があります。
合成着色料は石油が原料です。赤色●号、青色●号などの表記がされるものです。
いかにもやばそうな方です。
日本では当たり前のように使用されていますが、海外では禁止されているものも多いです。
天然着色料
一方、天然着色料はクチナシ色素やベニバナ色素など、植物から抽出されるものが多いです。
「じゃあ天然着色料は安全なんだ!」と単純に考えてしまいがちですが、ちょっと前話題になったコチニールも天然着色料の仲間です。
コチニールは虫から抽出する色素です。ハムとかによく入っています。
結構きもちわるい虫なのでここには載せませんが、勇気のある人は画像検索をしてみてください。
このコチニールも天然着色料でありながら、アレルギー発症の可能性もあるなど危険性を指摘する声もあります。
また、クチナシ色素やカラメル色素も調べると安全性に問題があると出てきます。
ただ、こういうのは「クチナシ色素を大量に水に溶かして、毎日1リットル飲む」とかそういうのが危険なのであって、お菓子の材料などに少量入っている程度では気にしなくてもいいんじゃないかと私は思います。
個人的にコチニールは「きもちわるいから」という理由で避けますが、クチナシとかは気にしないです。
なるべく安全に色を付ける方法
何を選んでもそこそこ危険だし、でも大量に摂取しなければ問題ないということは分かりました。
とりあえず合成着色料は避けるとしても、お菓子を作っているとたまに「もっとカラフルにしてみたいな~」と思うことはあります。
そんなときに何を使えば「そこそこ安全に」かつ「手軽に」色が付けられるのかを調べてみました。
主に以下の3つを使う方法がヒットしました。
- ジャム
- 野菜パウダー、フルーツパウダー、抹茶、ココア
- 「私の台所」の食用色素
それぞれ見ていきましょう。
ジャム
購入のしやすさで言うと、これが一番おすすめです。
青ならブルーベリー、ピンクならイチゴのジャムで色が付けられます。
気を付けたいのが、ジャムは「水分」です。
クッキーのアイシングくらいなら、水の量をジャムの分ちょっと減らせばうまくいきそうです。
ただ、例えばマカロンの(中のガナッシュでなく)生地の方などはちょっとでも余計な水分を入れると失敗してしまいます。
水っぽいものを足してもOKなお菓子を作るときにはジャムで大丈夫だと思います。
もう一つ注意点としては購入するジャムに合成着色料が入っていたらわざわざこんなことをする意味がなくなってしまうので、成分は見て買いましょう。
ボンヌママンやアヲハタのは無香料・無着色ですね。
ボンヌママン ブルーベリージャム 225g
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アヲハタ 砂糖不使用 250g まるごと果実 ブルーベリー
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野菜パウダー、フルーツパウダー、抹茶、ココア
野菜パウダーやフルーツパウダーは、富澤商店に行くといっぱいあります。
こういうのです。
こんなのもあるみたいです。
バタフライピーはハーブティーなので、お菓子に混ぜてもそれっぽい風味が残るようです。
ハーブティーっぽい味が嫌な人は別のパウダーがいいかも。
抹茶とココアについてはどこでも買えるし、こちらもおすすめの方法です。
「抹茶高ーい!」という方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
【抹茶パウダーをお寿司屋さんの粉末茶で代用】
パウダーは水分を含まないので、マカロンの生地などにも混ぜられます。
「私の台所」の食用色素
こちらは今回調べて初めて知りました。
普通の赤色●号の着色料のパッケージと非常によく似ているので、見かけても気付かなかったのかもしれません。
このシリーズの着色料は天然成分で作られています。青色の原料の「スピルリナ」というのは藻です。
amazonなどの通販のほか、富澤商店にも売っています。
メーカーさんは本当に早くパッケージを変えた方がいいと思います。もっと合成着色料でないことを強調すればいいのに……。
調べて納得した上で、何を摂取するのか考えて食材を選んでいけたらいいなと私は思っています。