
美味しすぎて一時期エンドレスリピートで作っていた抹茶の生チョコタルト。なるべく安く美味しく作るために材料の『代用』にチャレンジしてみたよ。
材料を確認して、必要なものを準備する
参考にしたレシピはこちら。
抹茶の生チョコ
- ホワイトチョコレート:200g
- 生クリーム:100ml
- 無塩バター:20g
- 抹茶パウダー:大さじ1
土台
- ビスケット:80g
- 無塩バター:50g

材料家にあるか確認したんだけど、何もない。
なんか家にあるもので代用できないかな〜。
代用その① 生クリーム

生クリームって高いですよね〜。しかも一回のお菓子作りで1パック使い切ることってまずないし、使いきれないうちに賞味期限切れになることも。
以前生クリームの代用についての記事を書いたので、詳しくはこちらをどうぞ。

材料です。
- 牛乳:50ml(レシピ通りに作ると100mlだが検証の結果少なめが良いと判断)
- バター:20g(レシピ通りに作ると40gだが検証の結果少なめが良いと判断)
この2つを混ぜるだけです。もちろん生クリームのように混ぜればクリーム状になるということではないです。
あくまでさらっとした液体状の生クリームの代用であれば可能ということ。
代用その② 無塩バター

今回のレシピは絶対に無塩バターではないといけないということはありません。
無塩バターってあんまり常備してないですよね?
だから今回は普通にどこの家庭でも常備しているであろう普通のバター(有塩バター)を使ってみることにしました。
代用その③ 抹茶パウダー

抹茶系のお菓子好きとして一つ難点なのは、抹茶パウダーがとにかく高いということ。
本当に少量でランチ1回できるくらいの値段です(笑)
近所のスーパーで売ってた抹茶パウダーは、30gで503円!
抹茶の生チョコタルトはもう複数回作ってるんですけど、もう毎回抹茶パウダー買うのはもったいないので他に代わるものないかな〜とスーパーを物色。

あ、あった。
特に回転寿司屋さんでよくあるお茶のパウダーあるじゃないですか?
一番安いので50gで278円。抹茶パウダーは30gで503円だったので、コスパ良すぎです。
とはいえ問題は『これで抹茶の味が出せるのか』ということ。これは作ってからじゃないとわからないので、とりあえず一番安いのを買って帰りました。
結局生クリームと無塩バターは、家にある牛乳と普通のバターで代用するので買ったのはこちらのみ。

下準備をする
牛乳とバターで生クリームの代用材料を作る
生クリームの代用についてはこちらの記事をどうぞ。作り方も本記事では省略します。

バター20gを600wで25秒程度温めて溶かしたものを牛乳50mlと混ぜます。
ちなみに計りがない場合は、ネットで『バター 20g』と画像検索するとだいたい20gがどんな見た目なのかわかるのでそれでもOKです(笑)私もそれでやりました。
焼き菓子とは違い、バターの量はそこまで厳密に計らなくても失敗はありません。
必要な分量のバターをそれぞれ溶かして準備する
生チョコ部分のバター20g
バター20gを常温で溶かすか、600Wで25秒ほど電子レンジで温めます。


土台部分のバター60g
バター60gを常温で溶かすか、600Wで35秒ほど電子レンジで温めます。


土台を作る
ビスケットを砕く
まずはタルトの土台を作ります。
用意するもの
- ビスケット:80g
- ビニール袋(またはジップロックなど破れにくいもの)
私が買ったものは1枚5.4gだったので15枚(80g分)をビニール袋に入れます。

めん棒やスプーンなどで細かく砕きます。

結局力いっぱい砕いていたらビニール袋が破れてしまいました・・・
ジップロックに入れ直してなんとか終了。ジップロックなら冷凍用の丈夫なものがおすすめです。
バターを加えて混ぜる
用意するもの
- 溶かしバター:60g
砕いたビスケットが入った袋に溶かしたバターを加えて、混ぜます。

こんな感じで水を含んだ砂のようにしっとりしたらOK。

型に入れて固める
用意するもの
- クッキングペーパー
- 型(タッパー、ステンレスやシリコン製のもの何でもOK)
型の中にクッキングペーパーを敷きます。


土台の材料を型に入れて、手やスプーンである程度固めたら冷蔵庫へ。

生チョコを作る
用意するもの
- ホワイトチョコレート:200g
- 生クリーム(もしくは牛乳とバターを混ぜた代用品):100ml
- 溶かしバター:20g
- 抹茶パウダー(もしくは粉末茶などの代用品):大さじ1

鍋にお湯を張り、その上にホワイトチョコレートとバターを入れたボウルをセットして湯せんします。

抹茶パウダー(もしくは粉末茶)も加えてよく混ぜます。

今度はお湯を入れていた鍋に氷水を入れ替えて、粗熱を取ります。

生チョコと土台を合わせて冷蔵庫で固める
土台に生チョコを流し込み、冷蔵庫に入れます。大体2〜3時間で固まります。


冷蔵庫(冷凍庫)から取り出してお好みの形、サイズに切り分ける
私の場合は夜作って朝出しましたが、最低2時間程度あれば固まります。固まった状態で包丁で好きな形に切ります。

写真の通り、当初は牛乳100ml丸々入れて作ったので生チョコ部分がちょっとドロドロしています。冷蔵庫では固まらなかったです。
なので、そもそも牛乳は半分の50mlにすることをおすすめしますが、100ml入れても冷凍庫であればちょうど良い具合に固まってました!すぐに食べないとまた柔らかくなってしまいますが(^^;)
おすそ分けしたい時はクッキングペーパーなどで可愛くラッピングしても良いですね♪

代用してみた感想
① 牛乳+バター(生クリームの代用)はどうだった?

牛乳を使ったことによって生チョコが固まりにくいのが難点。
でも味としては生クリームで作ってた頃と変わらなかった!
生チョコを作る場合は牛乳の分量に注意すれば代用OKということだね〜。
② 塩入りバター(無塩バターの代用)はどうだった?

塩入りバターでも全然問題なし!
むしろホワイトチョコを使うというのもあり仕上がりがかなり甘いので、甘さの中の塩がインパクトがあって深い味わいになってた。
代用③ お寿司屋さんの粉末茶(抹茶パウダーの代用)はどうだった?

これは大正解だった!
日頃から本場のお抹茶を味わっている人は違いわかるかもしれないけど、ほとんどの人はきっとわからない!(笑)コスパの面も考えたら粉末茶が断然おすすめ!