求肥が食べたくなったので作ります!!
求肥……ぎゅうひと読みます。牛皮とも書くそうです。
和菓子の柔らかいお餅みたいな部分が求肥です。広島名物・乳団子も求肥のお菓子ですね。
私も「求肥」という名前は割と最近知りました。
作り方を調べたところ、白玉粉があればすぐできるみたいだったので、さっそくやってみることにします。
電子レンジでできます。
レシピを選んで準備
こちらが分かりやすかったので、参考にしました。
材料
材料はこちら。
- 白玉粉:50g
- 砂糖:40g
- 水:80ml
- 片栗粉(手粉)
どこでも買える材料ですね。
片栗粉は中に入れる材料ではなく、最後にベタベタしないようにまぶすだけのものですが、無いと本当に作業できないので大事です。
道具
道具を準備します。こんな感じで使いました。
- はかり
- ガラス製のボウル
- 計量カップ
- (泡だて器)
- ゴムベラ
- 包丁&まな板
はかり
これにボウルを乗せて、量りながら作っていきます。
ガラス製のボウル
今回は全体の量が少ないのでボウルでなくても大丈夫ですが、そのまま電子レンジに入れられるものを最初から使うと使う道具が少なくて楽です。
ステンレスのボウルは電子レンジで使えないので、ガラス製のボウルを使いました。一個持っていると便利です。
私はiwakiのニューボウルを使っています。
とってもおすすめなので紹介しておきます。
この、微妙に角が付いているのが混ぜる時とかに持ちやすくていいです。
私のは、たぶん中間の2.2Lじゃないかなぁ……。
計量カップ
水を量るとき用です。これは無ければ量りで80g量っても大丈夫です。
泡だて器
使った方がやりやすいかなーと思って使いましたが、箸でもよかったです。
次からは箸で混ぜます。
ゴムベラ
これは無いと結構大変かもしれないです。
電子レンジから出した求肥を練るときに力がいるので、箸では力が入りにくいし、スプーンでは上手くすくえないと思います。
包丁&まな板
最後に片栗粉をまぶして包丁で切り分けます。手でちぎるのはちょっと難しいんじゃないかな……できなくはないと思うけど。
作業開始
混ぜる
こんな感じで、量りながら混ぜていきます。
このやり方は洗い物が少ないし楽ではありますが、うっかり「バフッ」と入ると取り返しがつかないことがあるので注意が必要です。
スプーンでちょっとずつ入れていきます。
砂糖は40gとレシピにはありました。
……が、23gの時点で見た目的に「砂糖多!」と思ったので、ここでストップして甘さ控えめで進めてみることにします。
水を入れて混ぜます。
まだ熱を加えていないので、さらさらした液体になります。なので箸で混ぜても大丈夫だと思います。
そうだ、ミント味にしよう!
レシピにはありませんが、ちょっと味が付いてる方が楽しいかな? と思ったのでこちらを入れてみます。
ミントリキュールです。ミント風味のお菓子を作るときに使ったり、そのまま飲んだりします。おいしい。
とりあえず大さじ1入れてみました。
水っぽくなっちゃうかな~と心配になりましたが、結果的にそこは問題なかったです。
レンジで加熱して、再び混ぜる
ラップをして電子レンジで3分。
特に記載がなかったので600wで加熱しました。
3分後。
お餅っぽくなってる!
これをヘラで混ぜるんですが、結構ギュッギュッという感じで混ぜるので力が要ります。
ネバネバと戦いながら成形する
どのくらい混ぜたらいいのか分からなかったのですが、なんとなく「もういいかな~」くらいのところでストップして片栗粉を撒いたまな板の上に移動させます。
作業に必死でこの辺り写真が無いですが、ヘラやボウルに生地がネバネバくっついて、ちょっと大変でした。
ボウルやヘラに残った生地を最後の最後まで回収しようとしましたが、ヘラ⇔ボウルをネバネバが行き来するだけで時間が過ぎていくのである程度諦めた方がいいです。
なんとか移動させて、片栗粉をまぶした状態がこちら。
片栗粉の力を借りつつ、包丁で切り分けていきます。
切り口にもすぐ粉を付けないと、せっかく切った生地同士がまたくっついてしまいます!
完成!
できた! 縦長に切って結びました。
色が茶色いのは使った砂糖が茶色だからですね。白い砂糖を使えば白いのができると思います。
ベッタベタになったボウルとヘラは、しばらく水につけて置いておいたら楽に洗えました。良かった!
食べた感想
やわらかくて、モチモチしていて「これだー!」となりました。雪見だいふくの外側みたいな柔らかさです。
砂糖を少な目にしましたが、ミントリキュールが甘かったのか充分甘さを感じました。
ミントは合わないからやめた方がいい
そのミントリキュールですが、まぁ……どちらかと言えば、合わなかったですね。
かすかにミントの風味がする程度でまずくはないです。
不思議な感じがするので最初は楽しくもぐもぐ食べていましたが、冷静になると求肥にこのさわやかさはいらないと気付いてしまいました。
とはいえ、2日ほどで全部食べ切りました。
また食べたくなったら作ってみようと思います!
今度はミルクでも入れてみようかな~!